今回、名古屋市昭和区の「田辺眼科クリニック」を特集させていただきます。小児眼科にも力を入れていらっしゃいます。クリニック院長の田辺直樹先生にお話をお伺い致しました。
田辺眼科クリニック
法人名 | 医療法人社団大樹会 |
場所 | 〒466-0054 愛知県名古屋市昭和区円上町24-18 |
診療科目 | 眼科 |
院長 | 田辺 直樹 先生 |
WEB | https://www.tanabe-eye.com/ |
「やっぱりこのクリニックがいい」とお言葉と共に、クリニックのために離れた土地からご来院いただける時は嬉しいですし、有難いと思います。
院長 田辺 直樹 先生
目次
1.なぜ、眼科医を目指されたのでしょうか?
医学部に入った頃から「いずれは開業したい」との思いがあり、クリニックでも大病院とも差がない医療を提供できる科目をと考えていました。その中でクリニックでも診療から手術をできる眼科医になることを決めました。
2.クリニックのご自慢やモットーを教えて下さい。
患者さんファーストで考えて応対する一緒に働く仲間です。開業した頃から患者さんへの「接遇」面にも力を入れております。当院の特徴の一つである小児眼科へお子さんも多くご来院されます。お子さんにとっても通いやすいクリニックになるようにスタッフと協力して環境作りを行っています。
私は、医療はサービス業の一つであると捉えています。患者さん一人ひとりの悩みに、改善方法を提案して来て良かったと思ってもらえるよう心がけています。そのため、自分の親や子、友人に対してだったらどの様な対応をするのか基準として、診療を行っています。
3.勤務医と開業医と異なる大変なことは何でしょうか?
開業医になってから、勤務医時代にはなかったようなは雑務が多いと感じています。
【労務管理】
例えば、人が辞めた際に人を雇う必要がありますが、なかなか後任の人がすぐに見つかるわけではありません。以前よりもこの労務管理は難しくなっていると感じています。雑務の中でとりわけ、労務管理が大変だなと感じています。
【集客】
ある程度の集客ができないとクリニックの運営ができないので、その部分を考える必要があります。
【融資】
初期の借り入れが億になります。そこは事業成功に確信があっても不安に感じ開業を断念される先生もいらっしゃいますので、運転資金などを含めて金融機関の融資を受けることは勤務医と大きく異なることだと思います。
4.クリニックを開業して良かったこと(印象的だったエピソード)を教えてください。
転勤で縁も所縁もない名古屋で当クリニックにお越しいただいていました。また他の勤務地へ転勤となりましたが、今も3~4か月に1回、新幹線を利用してお越しいただいています。もちろん、患者さんへは新しいお住まいの近隣クリニックをご紹介致しましたが、「やっぱりこのクリニックがいい」とお言葉と共に、クリニックのために離れた土地からご来院いただける時は嬉しいですし、有難いと思います。
クリニックを退職したスタッフがお子さんと一緒に顔を出して下さる時なども嬉しいひと時です。クリニックから派生していく縁の広がりを感じます。
5.どんな法人を目指されていますか?
今後も少しでも多くの患者さんの満足度を上げるような取り組みを継続していきたいです。当法人だけでなく他のクリニックとも連携し、施設見学などを通じて交流を図っています。色々な視点や他クリニック取り組みで学んだことを取り入れることにより、当クリニックが患者さんにとってもっと通いたくなるようなクリニックを目指したいと思っています。
6.(将来)一緒に働く仲間の先生に向けてのメッセージ
当法人は、クリニック開業で大変な労務管理は全て理事長が行っておりますので、分院長にご就任いただく先生には、診療に集中していただける環境をご用意しております。クリニック勤務で、安定した収入が得られるのも魅力です。
当法人では、増患のため、新規クリニック(3院目)の開院を予定しております。色々な事情で、ご自身で開業をできない先生に金銭的なリスクがなく、分院長としてご活躍いただけます。
クリニックの勤務で自分に患者さんがついて下さり、再来に繋がる時にも大病院にいた時とは一味違う遣り甲斐を感じる時があります。
地域の皆様から頼っていただけるクリニックを一緒に作りませんか。是非、働き方などのご相談も承っています。