医師のLEXIKO ~MOSストレッチング③~

株式会社パーソナルリンクの代表取締役であり、MOSストレッチングの開発者のメンバーでもあるパーソナルトレーナーの大崎さんにお伺いしました。





8.MOSストレッチングを開発をして良かったと思うエピソードを教えてください。

下記、一部のエピソードご紹介です。他にも多くのエピソードがあります。

  1. 異業種がコラボして作り上げたストレッチは全国的にも珍しく、日本では初だと言えます。そのこともあっていろいろなメディア(地方TV放送局)に取り上げられ注目されるようになったこと
  2. ストレッチをいろいろな人に体験してもらう事をコツコツと3年間続けてきたこともあり、多くの方々に MOSストレッチの良さを実感していただき、応援していただけるようになったこと
  3. ストレッチに対しての一般の方の概念が大きく変わったこと
  4. 異業種専門職とのコラボで様々な症例、アプローチ法、考え方等を多く学ぶことができ、自己研鑽できたこと
  5. MOSストレッチングの開発や普及を通して、人脈がこれまでより格段に増えたこと
  6. 長年悩んでいた腰痛・股関節痛・坐骨神経痛等に悩まされていたことが解消されたとが多くのご利用者様に喜んでいただけたこと
  7. 週1〜2回のストレッチでHA1cが6.8から2か月で6.1まで下がったこと(60代男性)
  8. ゴルフのスコアが20縮まったこと(村上教授)
  9. 内股で悩んでいた女性の足がニュートラルになって喜ばれたこと

9.今後のMOSストレッチングの展開の夢を教えてください。

 現在、MOSストレッチングは石川県内の接骨院、パーソナルジム、一部のパーソナルストレッチ店での提供にとどまっております。今後はMOSストレッチングを行えるセラピストを多く養成し、全国の医療・介護施設などで一人でも多くの人にストレッチングを日常的に受けていただける環境を作ることを目指しています。そして誰もが健康で元気に活動できるよう、我が国の健康寿命の延伸に貢献することを期待しています。
 この3年間、私たちは、「絶対に全国に普及する」という覚悟を持って活動をしてきました。MOSストレッチングの良さを理解していただき、全国に広める事を助けてくださる人や法人に必ず出会えることを信じています。
 人間の体は人種、性別を問わず基本的に同じです。日本全国の普及はもちろん、夢は大きく海外も視野に入れて展開していければと思っております。
 現在、広島工業大学と研究している「ストレッチと血糖値減少の関連性」について結果を出し、多くの糖尿病患者や予備軍に朗報が届けられるよう何とかエビデンスを確立したいとの夢を持ち、日々邁進しております。

10.MOSストレッチングの資格の取り方

●MOS-BST①・②(ベーシックストレッチセラピスト)

主に医療・治療・介護従事者向けの資格で、①下肢コース②上肢・体幹・頸部コースに分けて、それぞれ約25種類の基本的なパートナーストレッチテクニックの取得を目指す認定資格です。
 ①②とも2日間(10時間前後)、一般社団法人MOSストレッチング協会主催の講習会の受講、eラーニングによる自学、及び検定試験(学科・実技)を受験し、合格することで認定されます。

●MOS-AST(アドバンスストレッチセラピスト)

 主に接骨院整体院カイロプラクティックストレッチ専門店その他開業者向けの資格で、MOSストレッチングプログラム(60~120分)を一連の流れでご利用者様に提供できるスキルテクニックの習得を目指す認定資格です。
 一通りのMOSストレッチング手技の習得には、少なくとも約1ヶ月以上の研修期間を要します。(研修時間、基礎知識の有無にもよりますが、平均して200時間程度は必要だと思われます。)しかし、あくまでも一連の手技を習得する時間であるため、その後に実際に様々な方に施術を行い手技をブラッシュアップする必要があります。
 店舗などで実際に施術を行う
ことができるようになるには、概ね2ヶ月程度を要すると考えてください。なお、その後も手技のブラッシュアップを継続することで患者様、ご利用者様の満足度を向上させることが期待できます。

ストレッチングセラピストとしてのスキルの習得

ご興味をお持ちの方は、下記のページよりセミナー実施日程・場所などをご確認ください。

MOSストレッチ協会認定のベーシックセラピスト養成セミナー実施について

11.MOSストレッチングの資格習得にお勧めの方

MOSストレッチングの資格取得にお勧めの方は、病院や接骨院、パーソナルジムなどでMOSストレッチングの手技を実際に生かすことができる方と考えています。一方で、現在様々な職種や未経験の方も資格の取得にチャレンジされており、既に資格を取得しパーソナルストレッチの店舗で施術されている方もいます。
 今後、MOSストレッチング協会の教育プログラム医療従事者スポーツトレーナーを主な対象として構成されていますが、他の職種や未経験の方でも資格の取得が円滑に進むように教育プログラムをブラッシュアップしていく方針です。

12.資格取得者のメリットについて

  1. 現在、病院でのリハビリ時間は1単位20分、多くのリハビリスタッフは評価を得意としているが、施術自体の技術は決して高くないように思います。医師が監修していることが強みのストレッチの手技を身に着けることで自身のスキルアップ患者様に対して幅広いアプローチが可能となります。また、資格取得による肩書やキャリアアップにとなると考えています。(ベーシックセラピスト)
  2. 独立開業の場合は、賃貸料、内装等に多額の初期投資をかけなければ比較的少額の初期投資でスモールスタートが可能となります。(最低限施術用ベットさえあればどこでも開業が可能で、事務所・店舗等を持たなくても出張施術、イベントでの活動も可能です。)
  3. 仕入れもなく、経費の大半は人件費と家賃で占めており、それに対して収入は6,000円/1Hとすれば50~100名/月(2~4名/日)程度の施術数でも経費分は十分賄うことができるため、リスクが低いビジネスモデルとして成立しやすいと思います。

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